iii. インターネットへの疎通確認#
最後に、インターネットへの疎通確認をしてみます。
5.1.画面上部「サービス」メニューから「AWS Systems Manager」を開きます。
5.2.画面左側メニューから「セッションマネージャー」をクリックし、「セッションの開始」をクリックします。
5.3.「Application Server2」を選択して「セッションの開始」をクリックします。 「Application Server2」に接続され、シェルプロンプトが表示されることを確認します。
5.4.Ping
コマンドで外部のサイトに対する疎通の確認を行います。
実行するコマンド
ping -c 4 amazon.co.jp
Application Serverからのインターネットへの疎通が確認できました。
5.5. 「終了」 をクリックして画面を終了し、同様の手順で、「Common Server1」を選択して「セッションの開始」をクリックし、「Common Server1」に接続します。
5.6.Ping
コマンドで外部のサイトに対する疎通の確認を行います。
実行するコマンド
ping -c 4 amazon.co.jp
共有サービス用のServerからもインターネットへの疎通が確認できました。
ここで確認したインターネットまでの経路は以下の矢印のようなイメージとなります。
今回のハンズオンでは2章で作成した2つのTransit Gateway ルートテーブルを利用して、経路を制御した状態でインターネット接続も行うという特殊な設定を行いましたが、1章で作成した1つのルートテーブルでも同様の構成が取れます。サーバ間の接続はセキュリティグループで制御する方針とする場合は、こちらの方が設計も運用もシンプルになります。要件に合わせてご検討ください。
Optionを実施しない方は、以上でハンズオンが終了となります。お疲れさまでした! Optionを実施される方は、次のパートの削除の手順を実施してください。